取り組み

 

調和への取組み

調和への取組み
 
認知症介護には、パーソンセンタードケアやユマニチュードケア等いろいろな手法がありますが、私達は手法よりも一人の人間として感性を磨くことが一番大切であると考えています。
 
認知症の方は、自分で食事をして、自分のベッドで寝て、自分でトイレに行き、常識ある人と同じように規範を守りたいのです。しかし、過去や未来の時間軸が不明となり、自分の部屋がどこか、トイレがどこかわからなくなり、自分が自分であることを確認、実感できなくなっています。
 
自分との関係を取り戻す最大の契機は、「人」だと思います。
行動指針にある「ご利用者や職員を含め関係する全ての人々に何ができるかを考え行動を積み上げる」ことは、職員自身とご利用者や他の職員との間にある垣根を下げます。次第に、同じ一人の人間として相手の気持ちを共有できる関係性に発展します。そして、介護される側と介護する側という別々の関係性が消滅し、一つになるのです。
それが進むと、毎日を一緒に過ごしているご利用者や職員全員の意識が完全に調和し、その場にいる全ての人々の関係性が飛躍的に向上することを私達は知っています。
 
その時、ご利用者は毎日を安心して過ごせるようになり、自分の居場所を見つけ、社会的関係を再構築し、自分との関係を取り戻すことができるのだと思います。
 
私達は、その場に集まった全ての人々が調和した関係性を常に目指しています。
 

デス・エデュケーション

デス・エデュケーション
 
私達は、アルフォンス・デーケン氏が提唱されたデス・エデュケーション(死への準備教育)という考え方を大切にしています。
 
日本では、死はとかく伏せて扱われがちですが、自分の死を見つめ、どのような死を迎えたいのか考えてみることは、自分の生の意義を考えることでもあります。
 
高齢になってくると家族から離れ、友達からも離れ孤独になっていきます。特に、認知症になると、失語や失認など自分に自信が持てなくなり、周囲とコミュニケーションが難しくなってきます。そのような生きることへの主体性を失いつつある高齢のご利用者様に、最期の瞬間まで「笑顔が溢れ、輝きを放っている存在」であり続けて頂きたいと切に願っています。
そのために私達に何ができるか、工夫することができないか、私達は日々考え行動を積み上げて行きます。
 
そして、職員自身も自分自身の死を見つめることで、自分の時間が限られていることを悟り、時間の尊さを発見し、残された時間を有意義に過ごし、「笑顔が溢れ、輝きを放っている存在」になることを追求していきます。
そして、職員が輝くことこそが、家族のように一緒に日々を過ごさせて頂いているご利用者の皆様に輝いて頂ける、その土台になると信じています。
 
「いかに長く生きたとしても、人間らしく意義深い生を全うできなければ虚しいことです。意義深い生涯を送ったかどうかは、より多くの愛をこの世にもたらしたかどうか、日々の努力によってこの世を少しでも温かく、住みよい場所にしたかどうかで決まる
アルフォンス・デーケン
 
 

かながわ感動介護大賞 最優秀賞受賞

かながわ感動介護大賞 最優秀賞受賞
 
2022年11月、看護小規模多機能みのり大岡は、「かながわ感動介護大賞 最優秀賞」を受賞致しました!!
11月5日、黒岩神奈川県知事より直々に賞状と盾を頂戴致しました。
また、TVKテレビの取材を受け、12月31日に施設の取り組みが放映されました。
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